借金の催促

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借金の催促

支払い期日をかなり過ぎますと、
督促担当者はあらゆる手を尽くし回収に奔走します。

家・会社・携帯電話・実家と申し込み時の情報先に電話をするのです。
督促状も発送します。

自宅に赴くことは禁止されていますが、
本人の希望によりやむを得ずという理由をつけ訪問します。

運よく本人を捕まえればラッキー。
捕まらなければ住民票を申請します。

住民票も移さず夜逃げのように引越しをされてしまうとアウト。
なかなか見つけ出すことができません。



その状態まで来ると、まず社内のブラックリストに載ります。
督促担当者はブラックリストといってもその方の
口座に何らかの印が残るだけです。

特別なリストがあるわけではないのです。
その後も引き続き督促担当者は追いかけます。

ただいつまでもそのようなお客さまに関わってはいられません。
にっちもさっちもいかなくなると、専門部署へすべて移管されるのです。

どのような専門部署なのか 実は私もよく分かりません。
移管されたお客さまはその後どのような運命になるかも分かりません。

そのお客さまの資料はすべて管轄外となってしまうので、
専門部署でしか分からないわけです。

同じ会社であるにも関わらず、その実態は闇に包まれています。
たまに移管したばかりのお客さまの件で電話がかかってくるときがあります。

声が野太く、相当ストレスがたまっていそうな不機嫌な話しかたです。
私はどんなに頼まれてもその部署にだけは
行きたくないと思っているくらいでした。