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雪だるま式に借金が増えるとよく言います。
ひとつの借金の返済のために、
他社から新たに借金していくことを言います。
よく考えれば、そうなるのは分かっているのに
そこまで考えが回らないのです。
20代の女性のお客様Tさんもそのうちの一人でした。
かなり有名なショップの店員で
いつもオシャレな服を着ていらっしゃいました。
当店はショップのすぐ近くでしたので
私たちはもともと顔見知りだったのです。
彼女Tさんは会うたびにオシャレな服を着こなしていらっしゃいます。
社内割引制度を生かし、
販売する洋服を割安で購入することができるのです。
店長が仕入れてきた服で気に入ったものがあれば、
すぐさま購入されていた様子。
当然、毎月の給料から差し引かれますから
たちまち生活費がなくなります。
当面の生活費にと来店され、申し込みされました。
私は信用情報機関で他社の情報を照会します。
他社の利用はありませんでしたが、
当日の問い合わせが4件も入っています。
Tさんに他社へ申し込みをしたのかとたずねました。
「ほかの消費者金融会社にも問い合わせはしたけど、
契約はしていません」との返事。
融資金額は30万円。
毎月の支払額は12000円です。
しかし最初の支払日から遅れてしまいました。
となりのビルということもあって、私も油断していたのです。
ショップに電話すると、すでに辞めています。
携帯電話はつながらず、
実家の電話は不払いで通話停止の状態。
あわててもう一度、信用情報機関に照会します。
なんと同じ日に4社から計300万円の借り入れが判明しました。
おそらく闇金から借りた借金返済に利用されたのでしょう。
借り入れした当日は信用情報機関には残高は
分からないなどの悪知恵を教え込まれたに違いありません。
やられた!
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